【インカへの道】 チチカカ湖遊覧
たしか地理の時間、
世界一深い湖は "バイカル湖"。
世界一大きい湖は "カスピ海"。
世界一高地にある湖は "チチカカ湖"。
と習った記憶がある。
また、お父さんとお母さんがいる湖はどーこだ?
なんていうなぞなぞもあったけ。
一番ほにゃららなところに行ける、とこっそり愉しみにしていたのだが実は違った。チチカカ湖(標高 3,810m) は "(動力エンジンを持つ)汽船などが航行可能な 面積1,000平方km以上の湖としては世界一高地にある。" のであって、純粋に世界一高地にある湖では無かったのだ。
(ちなみに世界一高地にある湖はチベットにあるナム湖(納木錯) で標高 4,718m にあるだそうだ。)
とは言え、富士山より高いところに琵琶湖よりもずっと大きな湖があるのだ。湖の真ん中で空を見上げると、気のせいか空が近いような感じがする。
チチカカ湖 はペルーとボリビアにまたがっている。
湖にある島々にはケチュア族やアイマラ族、ウル族といった、先住民系の民族が居住しており、初代の王さまがこのチチカカ湖にある 太陽の島 Isla del Sol に太陽の子として降臨したのがインカ帝国の始まり、という伝説もあるインカの人々にとっては聖なる湖なのである。
まず、チチカカ湖畔にある プーノ という町から船で約15分のところにある、トトラ(イグサに近い姿のカヤツリグサ科の植物)で造られた浮島が集まる ウロス島 を訪ねた。浮島へ降りると、さすがトトラを何層にも重ねて造られた島だけあって、足の裏がふかふかしている。
島の造り方、生活などを説明してもらい、島の人達が美味しそうにかじっているトトラをかじらせてもらったあと、民族衣装を着せてもらってご機嫌さんである。
そこからさらに片道3時間くらいのところにある タキーレ島 へ向かう。途中、湖の上で漁師さんから今日のお昼の食材、鱒(マス)を仕入れる。このチチカカ湖畔にもインカ時代の段々畑があちこちに残されており、美しい風景だ。
島へ近付くと、遠くにボリビア側の頂きに真っ白な雪をかぶった標高6,000mを超える山々が見えてきた。(が、標高3,800m地点から観るのでそんなんに高くは見えない。)
タキーレ島にはケチュア族の人達が暮らしている。ここでも島の生活や織物・編物を見せてもらった。織物は女性がするもの、編物は男性がするもの、という風習だそうだ。
立っている人がいるとすっ、と椅子を運んできてくれたり、体調が悪くなった人を熱心に介抱したり、とペルーの人達の心優しさにも触れた船旅だった。
[ つづく ]
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コメント
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
投稿: 履歴書の自己紹介 | 2013.07.25 20:47