Snow snow SNOW

金剛山 雪山ハイキング

大阪府の最高峰金剛山(標高 1,125メートル)は登山回数に挑戦することで有名で、中には1,000回を越える達人もいらっしゃる。
周りの友人に聞けば、南大阪界隈の子供たちは一度は遠足等で足を運ぶ気楽な山だそうで、一度は登ってみたいもんだ。

・・・と思っていたとあるランチタイム、洞川温泉 で仲良くなった職場近くのレストランのオーナーに何げなく 「金剛山に登りたい」 とおねだりしてみる。するとその次に行った時には、用意万端、資料が準備され日程も 2月3日 と決まっていた。
「金剛山に登るなら樹氷のみられる冬がイイ」 と早々に計画を立ててくれたのだ。
(言ってみるもんだねぇ...)

折しも低気圧の接近で週末の予報はかんばしくない。中止だな、きっと、と思っていたら大間違い。
「君達はラッキーだねー イイ景色が観られるよ!」
・・・えーっ 行くの? そ、そ、遭難しないよね???

本当にラッキーかどうか不安を感じつつ、この間の日曜日、同期のKちゃんYちゃんと連れだって初めての金剛山、それも初めての雪山ハイキングに挑んだ。

そして結果は、遭難するどころか(当たり前だけど)楽しかったのなんの。前日からの降雪で新雪がたっぷり。おまけに超極寒を覚悟していたのに風も無く山頂でもまったく寒くない。しかも小学生が遠足で行くくらいなので歩く距離は短いときている。

お決まりの雪だるまを作り、ランチ・タイム用に準備していた断熱マットを簡易ソリにしてハイキング道を滑り降りる。どうやらエエ年した大人でも雪を見ると童心に帰るようだ。

そんな話をしていたら 「目に浮かぶわー、子犬みたいにはしゃいでる姿。」 と言われた。

・・・子犬?


大阪府南部の山とは思えない雪景色。


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意外なところにスキーの達人

先日のウクレレのレッスン中、センセーが突然 「この中で誰かスキーするって言うてたっけ?」 と訊く。ウクレレの腕前は未だにイマ イチ、ニ、サン、だがスキーなら多少の自信はある。すかさず 「ハイ、私スキーしまーす!」 と元気よく応えた。

たしかセンセーは若い頃スキーを、それもモーグルをやっていたとどこかで読んだことがある。しかし冬になれば、ウクレレには似つかわしくない厚手のセーターを着込んでは 「寒い、寒い、冬は嫌いや。」 と言っているヒトである。たいしたことはあるまい。ウクレレは進歩無いけど、自慢のスキーの足前をいっちょ披露してさしあげようじゃぁあーりませんか。

そんな浅はかな野望を胸に秘め、この日曜日にセンセーと滋賀県にある箱館山スキー場へ行ったのである。
そして。リフトを降り、距離は短いが少し急な斜面を滑り出したセンセーの後ろ姿を見てぶったまげた。

う、う、巧い!

この滑りは本物だ。スピードも速い。実は私はスキーの足前もたいしたこと無いのだが(はい、口ほどには無いのです)、長年やってきた分、他人の滑りを見る目はある。
「こんなところで腕でも怪我したら仕事にならへんから押さえて滑ってるけど。」
お、おいおい、あれでセーブしている滑りなんや!?

聞けば先生は若いころ、モーグル競技がオリンピックに採用されるその少し前、全日本選手権に出場するくらいバリバリのレーサーだったそうだ。最高順位は7位で常に予選は通過していた。これはすごいコトである。

あーあ、スキーでさえ足元にも及ばなかった。
プロのウクレレ奏者でスキーがあそこまで巧い人はこの広い宇宙でも多分センセーだけやろうなぁ、、、と一人シングルリフトに揺られながらしみじみ想う日曜日の午後であった...

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シングル・リフト

一人乗りのリフトに乗ったのは何年振りだろう。今では2人乗り三人乗りは当たり前。4人乗りも決して珍しくはない。アメリカ合衆国コロラド州の Copper Mountain というスキー場には "Super Bee" という6人乗りのリフトさえ登場している。さすが何でもスケールがでかいアメリカだ。

昔むかし。長いながいシングル・リフトに揺られて何度もみじめな気分を味わった。猛吹雪の中。一つ前のリフトさえ見えない霧の中。最悪の雨の中。止まったりしたらもっと最悪。あまりに長いとこのままどこか別の世界に運ばれてしまうんじゃないだろうか、というヘンな気分になる。

しかしシングルにだってイイところはある(人生も同じ。だよね?)。スキー部の合宿中はのろまなシングル・リフトでほっと一休み。思いっきり鼻をかんだり、こっそりチョコレートを食べたり。そして青空が広がる穏やかな日。聞こえてくるのはカタコト響くリフトの音だけ。足をぶらんぶらんさせながらホケーっと雪景色を眺めシアワセな気分。

先日、鳥取県の大山スキー場へ行った。一番奥の上の方に懐かしいシングル・リフトが残っている。久しぶりにシングル・リフトに乗り、一人で雪景色を眺めながらそんなことを思い出した。

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初雪遊び

昨日は神戸の街にも久しぶりに雪が積る。昼間はバスが道路で立ち往生したりスッテンコロリン転倒するヒトも多かったらしい。夜には雪が凍り、道はツルツル。急な坂道の上にある自宅への帰宅時にはスリルを味わった。帰る道すがら、積った雪を眺めながらふとある光景が目に浮かび、近所の自転車仲間のS氏にメールを送る。「六甲山、明日なんか楽しそうですよね?」...すると直ぐに「明日朝9時に迎えに行きます。」と返信が届く。やったー 久しぶりに雪道をMTBで走れるゾー!

六甲山頂は期待以上に雪が積っていた。勝手に「いつものコース」とよんでいる六甲山ホテルの裏からダイアモンド・ポイント界隈を廻るハイキング・コース。今までにも何度か雪の積ったこの道を走ったことがある。今朝の先客はうさぎさんかタヌキさんかイノシシさんだけらしい。ヒトでは一番乗り。誰の通った跡も無い新雪の雪道を自転車を押しながらサクサク歩く。平地でも雪が深いところではペダルがこげない。下り坂でも後輪がスリップして思い通りに走れずヨロヨロする。しばらくすると雪で凍ったブレーキが効かなくなり、キャー 止れないよー。 それでも。。。 めちゃくちゃ愉しーのだ、雪道は!なったってコケても痛くない。一面の雪景色。ぜーゼーはーハー息するごとに、雪で清められた酸素で血液が浄化されていく気がする。

今年は12月の早い時期からあちこちで雪が積っているのにスキーに行けてないのはつまんない、、、と思ってたいたけど、ふと週末に近くの山でこんなに手軽な雪遊びができるじゃん。
・・・この雪遊びは週末の前日に雪が積ってこそ実現する。どーかまた金曜日に雪が降りますよーに。

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いっぱいの雪に囲まれると
どーしても作りたくなる雪だるま。

今日は うさぎさん にしてみました。

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短かくなった冬

スキーを始めた頃。当時大学生だった私に、アルバイト先の店長が11月の下旬(勤労感謝の日の前後)に「じゃ、初滑りに行って来るからしばらくお店のことはよろしくね。」と私に鍵を預けて信州へ旅立って行ったっけ。・・・もうスキーかぁ、、、羨ましいなぁ、、、なんて思ったりしたっけ。がしかし。最近では、11月どころか12月でさえ雪が積もらなくなってしまった。ここ数年、スキーシーズンの本番は1月からなのである。
この間の週末。これが今年は最後、と心に決めて志賀高原へ行った。久しぶりにアルペンスキーで思いっきりカッ飛ばして滑った。(コレぞスキーの醍醐味だわ、やっぱ。)チョー気持ちよかった。そしてとても短くなってしまった冬、私のスキーシーズンは終わった。今年もたくさんの人と出会い、ケガもせず。あ~愉しかった!
ありがとう、ありがとう、ありがとう。

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バタバタバタ

栂池高原スキー場の上(すなわちゲレンデエリアの更に上)には比較的手軽に行けるオフピステがある。ゴンドラの山頂駅から林道を1時間程歩いて上がると「栂池自然園」。さらに2時間ほど歩くと「天狗原(テングッパラ)」。さらに2時間ほど歩くと「白馬乗鞍」山頂。

一歩々々歩いてゆくと少しづつゲレンデの騒がしさから遠ざかってゆき、静かな空間に吸い込まれてゆく。「あー Yちゃんが言っていた『高周波な世界』を体験できるかも」と少しわくわくする。息もゼーゼー、自然の音に耳を傾けるふりをしながら休憩を取る。・・・シーン。漫画のひとこまと同じだが、本当に「シーン」と聞こえるのだ。これが高周波か?と耳を傾けるのもつかの間、バタバタバタと騒音が聞こえてきた。そう、栂池には「天狗原」までのヘリコプターの運行があるのだ。人がせっせと3時間歩いてやっとこさ辿り着く場所へわずか5分、9500円で運んでくれるのだ。乗っている人は楽ちんでいいが、せっせと歩く側にすれば喧しい以外の何者でもない。私が訪れた日は休日ということもあり、ひっきりなしに飛んでいる。まぁ、需要と供給なんだから仕方が無いか。。。
不思議なことに、楽して上がって来たスノーボーダー君達は下りる時も大きな歓声を上げて喧しい。それだけ素晴らしい雪質なんだ、ってことなんだけどね。

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[完結編]スカイ温泉

ゲレンデ以外のエリアを滑るということは、なかなか敷居の高いことだと思う。
普段から冬山登山や山スキーをしている人にとったら当たり前のことかも知れないけれど、ゲレンデスキーヤー(私)にとっては結構勇気のいることである。

「酸ヶ湯温泉」(そろそろ正しい呼称に戻します)の山岳スキーガイドのコンセプトは、こういう私みたいなゲレンデスキーヤーにも 『ゲレンデから飛び出して素晴らしい自然の中で滑りましょう』ということだと思う(私は勝手にそう思っている)。ロープウェイは使うし、滑って下りた先には酸ヶ湯温泉のバスがちゃんと待っている。アルペンスキーでもボードでも受け入れる。人数制限はしない。よっぽど技術的に問題がある場合以外はスキーレベルにも文句は言わない。もちろん参加する側にもある程度の覚悟は必要である。防寒対策、ゴーグルや手袋の予備、行動食、暖かい飲み物、そして圧雪されていない斜面を滑る、という心構え。こうしたいつもとはちょっとだけ違う装備であの大自然の中を、音楽の鳴っていない雪山を、ふかふかのパウダーを滑ることができる...ということが、スキー人口減少の中、たくさんの人が集ってくる八甲田の魅力なのだ。

アフタースキーは酸ヶ湯温泉の中にある「スキーヤーズ・ルーム」(とてもあのクラシックな酸ヶ湯温泉の中とは思えない洋風の部屋に驚く)で他の参加者とお酒を飲んだり、ビデオを観たりしながら交遊することができる。そういう部屋を設けたのも酸ヶ湯山岳スキーガイドの其田隊長の思い入れなのだそうだ。
(其田隊長は日本のフリースタイルスキーの創始者と言っても過言ではない。ブナ林の中でバレースキーを見せてくれるお茶目な面もある。)

そろそろ私のスキーシーズンは終ろうとしている。・・・今シーズンはアルペンスキーよりテレマークスキーで山へ行くことの方が圧倒的に多かったなぁ、、、

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[続々々] スカイ温泉

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さてさて、いよいよスキーの話。
八甲田のスキーはオフピステである。「八甲田スキー場」という名称はあるけれど、一切ピステで圧雪していないのでスキー場(フォレストコース・ダイレクトコース)でもオフピステ、ということになる。

スカイ温泉には山岳スキーガイドが常駐している。ガイドと一緒に滑るとスキー場コース外も安心して滑ることができる。(スキー場内でも視界の悪い日はコースを見誤ってとんでもない方向へ下りてしまう可能性あり。)八甲田ロープウェイに約10分乗り田茂萢岳(タモヤチダケ)山頂へ。そこから銅像ルート、八甲田温泉ルート、箒場岱(ホウキバタイ)ルート、などと名付けられた四方八方に伸びるコースを滑って降りるのである(時には登ることもあり)。山頂でその日の参加人数・天候・行先を考慮しながら「うさぎさんチーム」や「亀さんチーム」や「歩き装備OK隊」等に分けられる(自己申告)。山スキーの人、アルペンスキーの人、テレマークスキーの人、ボードの人、様々だ。ちなみにこんなところへやって来る人たちは「ガンガン滑りてぇー」な人が多いのか、「うさぎさんチーム」の方が圧倒的に多くなる傾向があるらしい。

その日のコンディションによって滑っていく(登っていく?)方面も変わる。ガイドさん達はそれぞれ「変則畚沢(モッコサワ)コース」とか「逆畚沢コース」とか「八甲田温泉コース」とか教えてくれるけれど、私はさっぱり覚えられない。滑ったり登ったり歩いたりコケたりしながら麓へ降りてゆく。樹氷の間。見通しの良い大斜面。ぶな林の中。真っ白なモンスター達(樹氷)が出迎えてくれる。風で枝が揺れると正にモンスターが「遊ぼう、遊ぼう、こっちにおいで。」と手を振っているようである。見通しの良い日は遠くまでこの樹氷群が望める。運が良ければ誰の滑った跡もない斜面、新雪・深雪の斜面を滑ることができる。足元がやわらかくて気持ちイイ。コケて雪まみれになっても笑える。
あーシアワセー!

しかし。時は2月の八甲田。そうそう天気の良い日があるわけがない。山頂付近は概ね吹雪やガスで視界が悪い。気温マイナス15度。風速20メートル。よくまぁこんな天候でもロープウェイを運休させないもんだと感心する。そんな寒くて視界が悪い中を、いつもならとっとと宿に帰ってコタツにもぐってしまうような天候の中を、ニヤニヤしながら登って歩いて滑っているヘンな自分が可笑しかった。

・・・・・続く・・・・・

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[続々]スカイ温泉

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スカイ温泉は広い。「千人風呂」は言うまでもなく広いが、建物そのものが広い。建物のあちこちに階段があり、あっちにもこっちにも廊下が伸びている。増築に増築を重ねた結果だそうだ。全体的には古い感じなのだが、各所が改修されており、お手洗い、洗面所、厨房は新しく清潔で気持ちが良い。その広い建物の中の廊下はどこもピカピカに磨き上げられているし(一度お風呂上りにくまなく探検したのだ)、掃除がゆき届いているのには感心する。
スキーから戻って来て、スリッパでパタパタと部屋に戻る途中に湯治部屋の宿泊客用の売店がある。インスタント食品から野菜、くだもの、生活用品。そしてレジの横には熱々の筍とコンニャクのおでん(これにつける味噌が旨い)、豚汁、甘酒等々。毎日寄っては甘酒を買い、翌朝の朝食用のバナナとヨーグルトをぶらさげて部屋に戻る。しばらく部屋でほっこりしてから温泉へ。冷えきった体がジワジワと生き返る。ぷはぁ~ シアワセ~ そして簡単な夕食を作って、愉しく過ごした一日に感謝しながら乾杯。夜9時になるとまたパタパタと廊下を通って女性専用時間になっている「千人風呂」に入りに行く。("正しい湯治の仕方" については『酸ヶ湯温泉』の「湯治のしおり」でちゃんと予習しておこう。)ほこほこに暖まったまま寝床に入る。こうしてスカイ温泉でのシアワセな一日は過ぎてゆくのであった...肝心のスキーのことはまたこの次に。。。

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[続] スカイ温泉

「酸ヶ湯温泉」の湯はその字の通り酸っぱい。ちょっと酸味が、、、という程度ではなく、ポッカレモン並に酸っぱい。ちなみに湯船の横に "お猪口" と "湯呑" が置いてある。飲んでも良いのだ。効能に "便秘に効く" と書いてあったがその通りだった。総ヒバ作りの「千人風呂」は混浴。日に2回(1時間づつ)だけ"女性専用時間"がある。最初の頃はこの女性専用時間に入っていたのだけれど、何事も人生経験。意を決して "混浴" に挑戦したのである。空いている時間だったし、外が暗い時間帯は湯気で数メートル先はボヤけて何も見えないので安心(残念?)。ただ、男女の境界線にドテッと座っている野郎が居た。「千人風呂」といわれるだけあってかなり広いのだけれど、わざわざ女性用の入り口にもっとも近いところに座っている。必ず一人や二人そういう野郎が居るらしい。
「酸ヶ湯温泉」はその湯質、建物、雰囲気、どれをとっても素晴らしかった。湯治のこと、肝心のスキーのことはまたこの次に。。。

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